粋な計らい

毎月1日はみんなでコラムを書こう!の日。

今回は昨年の5月にも行なった比叡山研修です。

誰か書いてくれるかな~。

 

さて、今回の長田はクラスの学級通信ブログ用に書いたものを

加筆修正の形で・・・

 

粋な計らい

長田にとって今回は7回目の比叡山研修。

(1年目の新人研修を含む)

回峰行で山を登るのは実は2回目だったりする。

 

いつも下りで膝をおかしくして、登りは救護車だった。

他にも最初から延暦寺会館で待機だったりね。

 

今回は「かぶらぎ」先生や「きたばやし」先生と同じグループだったので、

さすがに長田も歩かなければと覚悟していたのだが、

学年の飲み会のときに

「ほんだ」学年主任からの粋な計らい

 

「下らなくていいから登りなさい。ただし、医者の許可をもらってからな」

と言われた。

 

ということは、医者から許可をもらえなかったら、登らなくていいの?

 

と思いながら、かかりつけの医者のところには

比叡山研修が終わってから、うかがうことにして、

許可を取らずに参加した。

 

いやぁ、きつかった。
心臓がずっとバクバクしていたよ。
だけど、生徒は下りを行なってからの
登りだったから負けてはいけないと思った。

 

 

それは生徒も同じようで、
休憩している9組の生徒を抜こうと思ったときに

 

「長田に抜かれるわけにはいかない!!」

 

と再出発する生徒の多いこと。多いこと。笑

 

(ムカついたけど、そのときは口にする元気も無かった・・・。苦笑)

 

 

 

山道を登り続けていて、ようやく建造物が見え始め
「おっ!ゴールが近づいてきた!」
と思ったときに、

坂の上から1人の若いお坊さんが

 

「長田先生!頑張ってください!」

 

と叫んできた。
誰?と思って頑張って登りきったときにいたのが、

 

「けんた」だった。

 

けんたは現在25歳
高校1年生のときに担任した。
いや、柔道部部員として、6年間関わってきた生徒である。

 

家がお寺なので、毎年ある時期
比叡山で修行しているのは知っていたが、
まさか回峰行中に会えるとは思わなかった。

(今回は100日回峰行の行者さんのサポートで来ていたとのこと)

 

いやぁ、「ほんだ」学年主任の粋な計らいで、

 

登りにして良かった!

 

下りだったら会えなかったよ。

(一緒に写真を撮るのを忘れた・・・)

 

 

 

 

コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。