因数分解できる人

T市大付属高校の「こむろ」先生と話をするようになったのはいつからだろうか?

 

初めてお会いしたのは、たぶん「こむろ」先生がA立学園に講師として赴任したとき。だけど、業務的な会話しかした記憶がない。次は、K道館に勤めていらっしゃったときに、寝技の講習で2回ほど駒込に来ていただいたとき。だけど、このときもそんなに会話した記憶がない。

 

たぶん、というかやっぱり、2年前の夏合宿でわたる達がTシャツを着ていたときだろう。3人もTシャツを着ていたことに驚いて、ファンなら連絡とってT市大付属と合同練習でもしようかと思って連絡をとったことなんだろうな~。

 

それ以来、夏と冬に1回ずつ合同練習をするのが恒例になった。(といってもまだ3年目だが・・・)

 

「こむろ」先生が長田より前からブログをやっていたのでいろいろと勉強させてもらっていた。しかも本も出している、目標としている先生。本人にも直接伝えたがブログで一番好きだったのは「靴下の話」。面白い話ができる人だと感心していたが、どうも天然な人らしいということがわかってきた。

 

そのうち、楽修のコラムでも書くつもりなのだが、「こむろ」先生の柔道を言語化する能力は凄いと思う。なんというのだろうか、数学的にいうと、因数分解している感じ。必要な要素をきちんと把握してそれを手順化している。あーいう言語技術があれば、もっと生徒に分かりやすい授業ができるのになぁ~と思うこともしばしば。やっぱり、それって「こむろ」先生自身が寝技を研究しているというのもあるけど、それよりも書籍化するために苦心したんだろうな~と思う。(講演ではないと思う。)

 

というのも長田も数学を指導するときにそれをとても意識しているから。まぁこちらは数学語を日本語にするだけなので、そんなに大変ではないのだけれどね。

 

ということで、いつも色々と勉強させてもらっている先生で、是非「うちむら」先生に続いてejudoで寝技の解説ビデオを作製してほしい。

コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。