はるみ。1

6~0の日は

好きな本のコラムなのですが、

8月は夏休みということで、

卒業生のコラムでも。

 

今回は「はるみ」です。

 

私が宇宙(天体)を好きになったきっかけ

 

私はある1冊の本と、ある日の夜がきっかけで「天体宇宙」について、興味を持ち始めました。

「私の夢」のテーマでも書きましたが、ある1冊の本を何気なく手に取って読み始めたのが始まりです。その本と出会ってからは、今まで知らなかった衝撃の事実の数々から、味わったことのない興奮を与えてもらえました。15年しか生きていない私が言うのもどうかと思いますが、確実に一生で一番大切で好きな本です。良い意味で私を変えてくれたので本との出会いに心のそこから感謝しています。

そして、その本を読んで以来完全にハマってしまった私は、天体についての知識を得るだけでおなかいっぱいでした。けれど、次第に知りたい気持ちが大きくなり、自分の目で見て、確かめてみたいと思い始めました。それが中2の夏ごろのことでした。丁度、夏休みに千葉に泊まる予定があったので、迷わず父が昔くれた望遠鏡を引っ張り出して持っていきました。

私の期待通り、きれいな月と星を夜空に見ることができました。東京では明るすぎて今まで良く見えなかったクレーターの細部まで、くっきりと見えたとき、今まで以上に目で知ることの喜びが素直に感じられました。ほとんど毎日、目にしている月や星。当たり前のような存在のものを非日常的な状態で改めて確かめると、新発見がいくつもあり、感動しました。

この体験後、より一層宇宙に惹かれ、自分のやりたいことが1つ、また1つと明確になってきて現在の私に至ります。これから先、自分が何を好きになるかは分かりませんが、これほど大好きなものを見つけたので、このまま変わらないと思っています。なので夢は天文物理学者と決めました。

 

身近なところから始まった「きっかけ」となった本との出会いや月の天体観測。それらが自分の強い意志へと変わっていったことに感謝し、始まりである「きっかけ」、「初心」を胸に刻み、前進したいです。

 

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