6~0の日は
好きな本のコラムなのですが、
8月は夏休みということで、
卒業生のコラムでも。
今回は「はるみ」です。
これは「読書感想文」のコラムですね。
心を整える
私は、サッカーや長谷部選手についてあまりよく知りませんが、そんな人でも大丈夫だから読んでみてごらん、と塾の先生に勧められたこともあったので、今回は「心を整える」を読んでみました。
日本代表のキャプテンを3年前から務め、中心人物となってチームを引っ張っている彼は、自分にも他人にも厳しく、少し堅苦しいイメージがありましたが、読んでみると意外に思える一面もありました。本の言葉の中で『常に最悪の事を考える』というものがあります。私は、はじめ、「こんなネガティブな発想をすることもあるんだな・・・」と思いましたが、それは間違っていました。
その言葉の本当の意味は、「失敗するかもしれない、と弱気になるのではなく、何が起きてもそれを受け止める覚悟があるという『決心を固める』作業でもある」ということでした。私はこれを読んで理解したとき、胸を打たれました。チームの中心となってみんなを支えながら導くということは、とても大変でプレッシャーもかかります。それだからこそ、自ら最悪なケースを考え、常にそれを受け止める覚悟をして、心を整えていたのかなと思います。
このような姿勢で日本代表の軸となり、頑張り続ける長谷部選手は1人のスポーツマンとして格好いいなと思いました。この本から学んだことはいくつもありますが、また1人心から尊敬することができる大人に(本を通じて)出会えたことです。彼のように心を整えて、新学期も改めて頑張っていこうと思います。
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