数学は繋ぎ合わせ

小さなことを積み重ねることが

とんでもないところへ行くたった1つの道

とは

メジャーリーガー、イチローの言葉だが、

最近、数学でこの言葉を思い知らされる。

 

 

今年は高1担任だが、高3も教えている。

そこで積分を教えているのだが、

もう全然正解に辿りつけない!

 

生徒は計算する前、自信満々なんだよ。

「大丈夫ですよ」とか言いながら正解率5割にも・・・

 

結局みんな理解はしているんだけど

解けないんだよね~。

 

分かると解けるは違うんだよ~。

 

もう少し突っ込んでいくと、

どうやら、理解はできているんだけど、

ケアレスミスが多いんだよね。

 

だから検算しろよ、とか色々言っているんだけど、

最近何かの本で読んで知ったんだけど、

 

容量が少ないんだね!

 

暗算とか頭の中で計算できる量じゃないんだよ。

小学生の算数なんて手順は大したことないんだけど

高校になると、特に数Ⅲになると手順が膨大で

1つミスをすると、そこで終わりなんだよ。

 

これも何かの本で読んだけど

走者が2塁にいて、バッターが外野にヒットを打った。

このとき、3塁コーチは、間に合うかどうかギリギリのときは

2塁走者を突っ込ませるらしい。

 

なぜかというと守備側は

捕球する

ボールを握る

きちんと送球する

カットする選手がいれば

さらに捕球する。

ボールを握る

送球する。

捕手は捕球する。タッチする

と動作がたくさんあるんだよね。

それに比べて走者は

ひたすら走る

滑り込む

これぐらいしかないので、ミスする箇所が少ない。

 

あぁ~積分できない理由これだよ!

って納得した。

 

では、どのように対処するか?

(1)計算用紙にきちんと書く習慣をつける。

もちろん、綺麗な字で整頓して

(2)暗算を普段から行なって脳内の容量を増やす。

数独や将棋でも授業にこだわる必要はない。

 

これなんだね。

 

長田も1つ賢くなった。

 

 

コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。