今月は玉蘭祭の卒業生のコラムを掲載します。

今年度の玉蘭祭は9月30日と10月1日です。

 

これは「りょうや」が高2のときに書いたコラム

 

 僕には1つ夢があった。他の人が聞いたら「そんなこと?」とバカにするかもしれないけど、中学生の頃からの夢があった。

それは、「玉蘭祭で赤いハッピを着ること」だ。昨年は高校での勉強や生活が不安だらけで、夢を追いかける余裕がなかった。そしたらいつの間にか夢を忘れていた。

 

しかし、そんなときに夢を思い出せてくれた出来事があった。それは、勉強や生活に多少余裕を持てるようになった高校1年の1月。活動的な中学からの親友が当時の高1学年で、「クイズ大会」を開こうとしていた。昔からお祭ごとが大好きな僕は迷わずクイズ大会の運営に関わった。

 

 

今から思えば、これが全ての始まりだったのだろう。僕はクイズ大会を通してイベントにを運営することの楽しさを知った。そんなときにクイズ大会で知り合った友人に「生徒会やってみない?」と誘われたのだ。僕はそのとき、やっとわすれていた夢を思い出したのだった。

 

 

それからは夢を叶えるために突っ走ってきた。途中で何度も転んだり、立ち止まりそうになった。けでろ、その度に夢を噛み締めて走ってきた。そして、9月27日、やっとゴールできた。ゴールしたときの悦びは想像以上だった。夢を叶えられたことがとっても嬉しかった。

 

でも僕だけだったら、夢は叶えられなかったと感じた。少年漫画みたいで恥ずかしいけれど、あの仲間たちと一緒だったから成し遂げられたのだと思った。そのとき、僕は夢を叶える途中で多くのものを得てきたと悟った。最高の仲間、掛け替えのない時間。多くのものを僕は手にしていた。

 

僕は最高の仲間たちと共に、第61回玉蘭祭つくってこられたことを誇りに思う。今まだ一緒に働いてくれたみなさん、ありがとう。

 

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