学問の土台は国語だと思う。
国語ができる生徒はたいてい何でもできる。
というか成績優秀な生徒はほぼ例外なく、国語ができる。
その一方で職業の土台は数学だと思う。
といってもこれからの時代の話だが。
先日学校の教研で聞いた話だが、
これからの時代は統計ができないとまずい。
確かにビッグデータの時代。
データから予測することはとても重要だ。
言われてものすごく納得した。
まぁ、他の人に任せればいいのだが、
それだとお金がかかる。
ならば自分で学ぶしかない。
今のこの時代。
AIが仕事を人間から奪うと言われるが
それは仕事の中身が変わるだけで、
仕事が減るわけではなく、むしろ増える。
たとえば、AIのものを修理する、扱う職業。
どの会社にもそういう専門職が増えているはずだ。
もしくは学ばなければいけなくなっているはずだ。
別に数学を学ぶ必要はそこまでないと思うが
趣味でもいいので、そういったものに触れておかないと
必ず損をする世の中になりつつある。
以前、文系学部を削減することがニュースになった。
なんとなくその意味が理解できた。
ただ、その指針が理解できただけで、
もうこれからは文系理系と分けるのが間違っている、ということだ。
これからはスペシャリストではなくゼネラリストを目指す時代なんだと思った。
ということで、これからは数学を苦手にさせないことが
数学教師の使命なんだと思った。
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