りんのすけ1

今月のコラム紹介

12月は冬休みということで、

卒業生のコラム紹介です。

 

今回は「りんのすけ」で。

これは1年間の感想ですかね。

 

純真無垢

 

まず、初めに。先生の「湧き出る」で、副委員長グループの中に、僕の名前だけ無かったので、「おっ!?これは先生から僕への挑発なのか?」と思ったりしたんですけど、よくよく考えれば、僕だけ出していないからっていう、単純な理由だったので、燃えた自分が少し恥ずかしかったです笑。だからといって出していればよかったとは思えないんです。面倒臭いので。

 

騙された振りをするのとか、先生や先輩の話を聞いてその通りにするって難しいことだと思います。だって分からないんですもん、そのときにならないと。したほうが良いのは分かってはいるんですけどね。自分自身それほど素直ではないですし。長田先生のしてくださったことは多かったので、この1年素直に生きていれば、先生の影響で何か変わっていたのかな?という気がしなくもないです。

さて、僕はダンス部での練習で、毎回目標を掲げています。今日はこの業を出来るようにする、だとか、このフリを覚える、など簡単なものや困難なものなど様々です。やはり、これはモチベーションの上昇などで大きな効果があると実感できています。

今年度一年を振り返ってみて、勉強面でそれはあったか?いやなかった。正直ほとんど適当にやってきた気がします。目標も全部曖昧で、全体の成績を上げるだとか、英語をできるようにするだとか。具体的な対策は行いませんでした。ふざけていますね笑。やはりそれらは目指すところが無かった故のように思います。

2年次からは・・・ってお決まりのフレーズです笑。こういう事言って目標を並べても実現できないのは定番ですが、そうなりはしたくない。僕は変わる必要がある。mustです、must!!かましてやります。というわけで、2年次からは1つ1つのことに具体的な目標を掲げたい。ダンスと同じように。ダンスでできたんだから勉強でもできるはずだと思い込みたいと思います。

あと長田先生についてですね。1年間担任してくださってありがとうございました。僕は長田先生の「俺はまだあるぞ。まだ全然だぞ」というスタンスが嫌いでした。もっと初めから出して欲しかったです。結局最後まで観察する、という立場は変わらなかったですね。

 

先生が怒っているときは、「えっ?なんでこんな本気を求められるの?先生が本気じゃないのに何故相手にばかり求めるの?」とか反感の気持ちを抱いたり、少し冷めた気持ちで聞いていました。もし、先生の本気はこちらから引き出しに行かなければならなかったのだとしたら、それは僕自身の力不足だったのでしょうか。いや、違いますね。そもそも引き出しにすら行っていませんからね僕は。圧倒的やる気の無さが情けないです。来年度も長田先生のクラスになったのなら、先生の本気を見てみたいなぁと思います。

この文章のタイトルですが、いろいろ悩んだんですけど決められませんでした。真剣に書いたものではないとはいえ、自分の一年ですからね。あまりふざけたものには出来ませんし、かといって「1年間を振り返って」じゃ味気ないし、面白くない。

なので、この文章の題名は長田先生につけてもらいたいと思います。僕のことを1年間観察してくださった先生ならきっとハイセンスなものをつけてくれるだろうと期待しています笑。

それでは1年間ありがとうございました。

 

P.S.読み返してみると、凄い生意気なことばかり、書いていますね。すみません(汗)

 

長田
さて、皆さんはこれを読んでどう思いますか?
「こんな生意気なことを書いて長田先生に怒られるんじゃないか?」
「先生を挑発し返しているのか?」
「俺にはこんな文章書けないよ?」
「長田先生はどう返すんだろう?」
まぁ、いろいろあると思うんですけど、

長田的には、本当に長田的なんですけど、
「長田の情熱を確かめたいんだろう?」笑
といった感じです。

ということで、これで生徒の「1年間を振り返って」を終わりにしますが、最後に色々と書きましょう!

まず、「りんのすけ」は素直です。とてつもなく素直なんです。素直だから疑問に思ったことをすぐに口に出すんです。1学期に制服か校則か何か忘れたけど、「りんのすけ」が「僕は納得しないことはできないんです。」といった言葉、今でも覚えています。本当に素直だよね。思ったことをきちんと口にするなんて。

 

 

だけど、これって大人から見たら、「なんて、面倒臭いやつなんだ」とも取られちゃうんですよね~。あくまで推測なんですけど、きっと子どもの頃にこれで嫌な経験を積んだのかもしれません。

 

だから、勉強に関しても、「なんでこんなことをしなくちゃいけないんだ!何の役に立つんだ!」という気持ちが最優先して、なかなか勉強に身が入らないんだよね~。いやぁ~本当に乾は素直な子だ。

 

さらに、長田の妄想を進めていくと、「りんのすけ」は人を観察する癖があるんだよね。他の人の様子を見てから、自分もやってみて安心する感じ。そうやって、人を観察するのが好きな「りんのすけ」は、今回、自分が観察されていることが気になったんじゃないかな?観察するがゆえに守りに入っていて、「気持ち悪いから、僕を観察するのはやめてください。僕が観察したいんだから、先生もっと行動に移してくださいよ!」的な、基本は受けの性格。

 

よく、「ひろき」のことを今年京大に受かった「たかし」に似ている、っていうけど、「りんのすけ」は今年浪人した「ゆうと」っていうのにものすごく似ている。(他にも「りんのすけ」に似ている卒業生を数名知っています。)

 

「ゆうと」を担任していたとき、「長田先生、僕は今の受験制度間違っていると思うんです」とか、「僕は音楽で世界を繋ぐんです」とギターで遊ぶのを正当化したり、(今年のバンドコンテストのベストギタリストでもあります)とか、筑波大の2次試験に化学をノー勉で受験したり(周囲からの報告)、彼も本当に素直です。純真無垢という言葉がぴったり当てはまるぐらい。

 

素直さゆえの天邪鬼。きっと相手の反応を見て、その人となりを見極めようと思っているんです。だから、「りんのすけ」はこの長田の返答をとても楽しみにしているんです。当然ながら、彼はタイトルを自分でつけられるんです。それをあえて長田を観察しているんです。自分の思っている人間かどうかを。

 

ということでタイトルは純真無垢にしてみました。きっと「りんのすけ」の期待は裏切った上で、「りんのすけ」にピッタリのタイトルをつけられたと思います。(本当は最初「ツンデレ」にしたんだけど、センスが低かったので、このコラムを書いている途中に出てきた「純真無垢」に変更しました)

 

今年、長田は観察していると言いましたが、本当に観察ばかりしていたわけではありませんよ。このブログだってそうだし、書初めだってそうだし、クラス内球技大会もそうだし。たぶん他の先生以上にいろいろなイベントを実施してきているよ。ただ、本気で観察してみただけ。

 

だからさぁ、「りんのすけ」の書いている「本気を見たい」だけど、長田は常に本気だったよ。その本気のバランスを「行動」より「観察」に置いただけの話なだけ。つまり、本気という情熱を外に出して皆に伝染させるのではなく、五感をフルに使うことに情熱を注いでみただけ。

 

もしかして、皆も長田が本気じゃないと思ったのかな?そうだと思うとちょっと寂しいな~・・・。ここで書くことではないけど、長田は毎日後悔しないように、全力で1日1日を過ごしています。

 

ということで、「ふざけていますよね」とか「素直ではない」とか「真剣に書いたものではない」と言っているけど、このコラムをふざけずに、真剣に、そして素直に書いてくれたのはきちんと理解しているので大丈夫です笑。(この辺りがツンデレの恥ずかしがりやなんだよね・・・)

 

あと、今回の「りんのすけ」のコラムで「面倒臭い」、「面白くない」という言葉が出てきたんだけど、長田はいつか、「りんのすけ」が被っているお面を外して、素直に自分の内側を語ってくれる日を楽しみにしています。あっ、そのためには長田が本気になって行動しないといけないのか・・・。面倒臭いな。苦笑

 

最後まで読んでくださった皆様へ
長田の妄想を読んだあと、「りんのすけ」のコラムをもう1回読むと
きっと新たな感覚が手に入るでしょう。

 

さて、長田の妄想という返答、楽しかったですか?

 

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