12月は卒業生のコラムです。
今回は「かずのぶ」の高1バージョン。
高2バージョンはまたいつか。
これは「私の20年後」ですね。
私の20年後
僕は西暦1996年9月29日生まれで、現在16歳です。20年後には36歳になっているわけですが、「36歳」といえば「母親の一昔前の年齢」と解釈できるので、なんとなくのイメージはつきます。けど、そのイメージもまだ漠然すぎて、「おそらく仕事にはついているのだろう」や「なんとか生活には困っていないだろう」といった程度です。
以前――これは中学生の時なのですが、教科書に載っていた写真家の星野道夫さんの文章を、授業で読解をやりました。『上野の古本屋で手にした一冊の写真集をきっかけに、16歳という若さでアラスカへ一人で旅立ち、アラスカの広大な大自然や野生のホッキョクグマなどの数々を写真に収めた――。』そこには、思いがけない本との出会いがきっかけで人生が動いていった、と書いてありました。
僕はまだそういった出会いを感じたことがないし、16年しか生きていないのだから、無くて当然なのかもしれません。かと言って、20年後の36歳になるまでの20年間で必ず転機は来るか、と問えば、決してそうとは言えないと思います。
つまり、人生において、いつ何が大きなきっかけになるかなんて事前には分かりえません。だからこそ、そのきっかけを逃がさないためにも、今自分の目の前にあること全てに全力で取り組んでいくことが大切なのだと思います。
そうしていけば、きっと後々になって「あれが自分のきっかけだったんだ」と気づくことができると思います。
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