恥ずかしがらずに便の話をしよう。4

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今月はこの本から!

食事中には読まないようにお気をつけください。

恥ずかしがらずに便の話をしよう (マイナビ新書)

恥ずかしがらずに便の話をしよう (マイナビ新書)

  • 作者: 佐藤 満春
  • 出版社/メーカー: マイナビ出版
  • 発売日: 2017/10/24
  • メディア: 新書

色とにおいの理由

 

理想的なうんこの色は、黄褐色。何故この色になるかというと、それは胆汁が理由です。十二指腸に流れ込む胆汁の中にビリルビンなどから構成される胆汁色素が含まれます。

 

このビリルビンが大腸に入ると、腸内細菌の影響を受けてウロビリノーゲンに変化します。この大部分がうんこの色である黄褐色のステルコビリンへと変わり、うんこの色へとなるのです。

 

ビリルビンは濃くなると、緑色になります。腸内に長く便がとどまっていると、緑っぽい色になるのはこのせいです。緑っぽい便はそれほど心配する必要はありません。

 

そして、あの特有の便のにおい。大便臭の主な成分はインドールやスカトールです。たんぱく質が悪玉菌によって分解される際に出る物質ですね。

 

これらの物質のにおいは濃度と関係があり、高濃度の場合は嫌な臭気成分となります。反対に濃度が低いとジャスミンなどの花に例えられる芳香性へと変化します。ちなみにインドールとスカトールは、果物のドリアンにも含まれます。

 

大便臭が強くなった場合は、腸内環境が悪化していると考えて良いでしょう。先ほど、インドールやスカトールがたんぱく質を悪玉菌が分解される際に放出されると解説しましたが、肉類などたんぱく質を多く含む食べ物を多く摂取すると、臭気成分が多く発生するので、便のにおいがきつくなります。

 

「うんこのにおいがきつくなった」ということは、腸内環境が悪くなっているというサイン。脅かすわけではありませんが、臭気成分には発がん性があるとも言われています。ですから、単に「臭い」で済ますのではなく、第3章以降で解説する健康管理法と合わせてうんこに関する知識を身につけ、毎日の排便で健康チェックをしていきたいものです。

 

 

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