恥ずかしがらずに便の話をしよう。12

食で身体に栄養を!

読書で心に栄養を!

 

今月はこの本から!

食事中には読まないようにお気をつけください。

恥ずかしがらずに便の話をしよう (マイナビ新書)

恥ずかしがらずに便の話をしよう (マイナビ新書)

  • 作者: 佐藤 満春
  • 出版社/メーカー: マイナビ出版
  • 発売日: 2017/10/24
  • メディア: 新書

発酵食品はやっぱりおなかの味方だった!

 

ヨーグルト同様、その他の発酵食品にも善玉菌が多く含まれています。漬物や納豆、醤油、味噌といった私達が慣れ親しんでいる食品に含まれています。他には少し前にブームになった塩麹、発酵バター、キムチ、チーズなどが発酵食品です。意外なところでは、ナタデココもそうで、ココナッツを発酵させたものです。

 

これらの食品を積極的に食生活に取り入れることで、善玉菌を直接腸に取り込め、腸内環境改善に繋がります。

 

納豆については、大竹真一郎医師直伝のちょっと面白い食べ方があります。作り方は簡単。納豆1パックにオリーブオイル大さじ2杯をかけるだけ。「納豆にオリーブオイル!?」と驚く方もいるかもしれません。納豆は発酵食品で腸に良いと説明しましたが、オリーブオイルも便秘に有効なのです。

 

オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、腸を刺激して排便を促すため、便秘に良いのです。そして、オリーブオイルにも食物繊維が豊富に含まれます。油ではありますが、悪玉コレステロールが上昇することはまずなく、善玉コレステロールを上げてくれます。

 

そのため、動脈硬化の防止や、心筋梗塞や脳卒中すら遠ざけるとも言われています。大竹医師曰く、「意外な組み合わせと感じるかもしれませんが、とてもおいしいです。お腹にも血管にも良い一品なのでぜひ」とのこと。簡単なので、ぜひ試してみてください。

 

ところで、漬物は食べ方にちょっと注意が必要です。それは糠漬けも含めて洗い流さないこと。洗うと、せっかくの善玉菌も洗い流してしまいます。腸内環境を良くしてくれる日本の発酵食品ですが、塩分も多く含まれるものが多いので、その点を注意しながら取り入れましょう。

 

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