「なんで勉強しないといけないんですか?」
長田は留年スレスレの生徒を指導する機会が多いのだが、
そういう生徒が勉強中に、いや勉強に飽きて長田に話しかけてくるときの会話です。
「長田先生、なんで勉強しないといけないんですか?こんなの勉強したって将来何の役にも立たないじゃないですか?」
「そうだね。じゃあ、学校退学しちゃえば?」
「いや、勉強は嫌いだけど、学校は好きですよ。」
「だけど、学校は勉強するところだよ。」
「勉強しなくて良い学校ってないですかね?」
「学校では何をするの?」
「友達と遊ぶ!」
「それは、自分の家か、友達の家でしなよ。」
「というか、別に学校行かなくても友達と遊べるよ」
「だけど、学校辞めてみんなと違う生活って怖くないですか?」
「じゃあ、そのために一所懸命に勉強しようぜ」
「だけど、勉強ってつまらないじゃないですか?」
「じゃあ、学校辞めれば?学校は勉強するところだよ・・・」
という話を延々と続けて最終的に
「はい、休憩終了~。凄いね休憩中にも勉強の話するなんて!」
「いやぁ~真面目だね。笑」
と強制で勉強させる。
勉強する理由。
友達と一緒に過ごすため。
それでいいんじゃないかな。
そのために必要最低限でもいいから
一所懸命に頑張るって大事だよね。
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