来年の春こそ!

 

昨年度は高1の所属でしたが、いろいろあって、高3の講習を行いました。5月くらいから始めたんですけど、「ようすけ」が参加したのは6月くらいからです。最初は目つきの鋭いやつだなくらいの印象でした。

夏期講習でも長田の講座を履修してくれたんですが、まぁ、できなかった。これは「ようすけ」だけではないのですが、講習では半分授業・半分計算テストだったんですけど、その計算テストがほぼ全員できませんでした。単なる計算テストですよ。その中でも「ようすけ」はできませんでした。「解き終わったら、採点するから持ってきなさい。」と言っても半分くらいは、時間一杯までやっていたし、当然ながら正解していないし。

それで、たぶん10月だと思うけど、いきなり
「これから、僕も放課後に残るんで数学教えてください」
って言い出して、まぁいいか、と思って教える事になりました。

 

 

それで何をするかになったんですけど、本人が持っている問題集を1通り終わらせる事になったんですが、まぁ、できないできない。全然すすみませんでした。さらに、たまに教えてあげた問題をもう1回解かせると、これまた解けない。

 

「分かったつもりになるな」

「解けなきゃ意味がないんだよ」

「きちんとノートにまとめなおしなさい」

そんなことを言い続けながら半年ほど指導しました。

 

それこそ、受験に関しては、

「志望校合格まで、あと半年かかるね。」

「受かるわけないじゃん。この実力で。」

「あと3ヶ月ほど前に長田のところに来れたら間に合ったかもね。」

と1月2月であってもひどいことを言い続けました。

だけど、「ようすけ」の一番良いところはそれを素直に受け入れたところ。それこそ、1月なんて過去問をやりたい時期なのに、一言も「そろそろ過去問を解きたいんですけど」と言ってこなかったです。本人に確認したら、「実際、その問題集を全く解けていないのに過去問をやっても意味ないと思うので」とのこと。

 

ということで、残念ながら受験大学全部落ちて浪人が確定したときに

「来年も面倒を見てあげるから、

1週間に1回のペースで学校に来なさい」

となって今に至ります。

 

半年間、長田のいいつけを守ってきちんと楽修してくれたら、

やっぱり面倒を見たくなるのが人情ってもんでしょ。

 

 

「ようすけ」は最近になって

「長田先生のおかげで最近数学が楽しくなってきました」

と言ってくれているので、これから、なんとかして、GMARCHあたりに合格させたいですね。

本人は上智と言っていますが、まだまだ厳しいというのが、長田のホンネです。

万が一上智に受かったら柔道部にでも入ってもらおうかな?(冗談です)

 

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