自分で設定した数字は
ひとつでもふたつでも超えていきたい
目標とする数字を聞かれると、不機嫌になるプロ野球選手がいる。結果は数字で現れるのだが、求道者タイプは数字と闘っているのではなく、自身と闘っているからだ。
故・ベーブ・ルース氏が1918年に達成して以来96年ぶりとなる2ケタ勝利&2ケタ本塁打をまーくしたときに、大谷もまったく気にしていなかった。
2016年のシーズン前、目標は感じ1文字で「超」とした。「昨年の(成績)は超えたい。優勝することが前提で、その過程でオフ中の肉体改造が必要だったと、終わったときに思えれば、いい年になると思う。」そして数字は「20勝&20本です。20勝は軽くいえる数字ではないですし、1年目じゃいえなかった。20勝して、20本を打てば、日本一にも近づくんじゃないかと思いますし、そういって喜んでもらえるなら言いますよ。」
自分で設定した目標を超えれば、またさらなる目標ができる。
昨日の自分を超えていく。大谷は毎日、自分と闘っている。
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