自分が「やりたい」と思える練習であれば
努力だとは思いません
修行僧のような真摯な生活も、大谷は努力と呼ばない。
「打ちたくなったから、打っているだけなんです。子どもがボールを打ちたくなって、バッティングセンターに行くような感覚ですね」
幼少時代、鬼ごっこやスポーツに夢中になっているとき、誰も「今、自分は努力している」などとは考えもしない。
やりたいから、やっている。野球への情熱は子どもの頃と同様に真っ直ぐだが、大人の階段を上る大谷は、「自分にとって必要なことだから行なっている」ということも踏まえる。
「プロの世界で戦っていく中で、1年1年の勝負が厳しいことを実感しています。まず、目の前のひとつひとつを確実に勝ち、前よりも良くしていく。その中で自然と先にある目標やビジョンが見えてくるのかなという気がします。」
目標を叶えるために今、何が必要なのか。それを意識すれば、自然と頭と体が動き出す。
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