初めての先生

今日まで教育実習期間という事で、

長田の教育実習の思い出でも。

 

 

初めての先生

 教育実習には家から近いというだけで、地元の公立中学を選んだ。公立は10年で異動しなければいけないので、知っている先生はほとんどいなかった。

 最初の自己紹介から緊張していた。“あぁやっぱり人前に立つのは苦手だなぁ”と思っていたら、担任するクラスに私の家から3軒隣に住んでいる子どもが座っていた。“あぁ、あのときのあの赤ん坊かぁ。知らないうちに大きくなったなぁ”と時の流れを感じた。私はかなり緊張していたが、生徒にそれを和らげてもらった感じだった。授業も静かに楽しく聞いてくれた。

私の担当をしてくださったH原先生は朗らかな先生で“長田先生の好きなようにして良いよ”と言ってくれ、本当に好きにさせてもらった。今思う反省点は生徒の理解に合わせて授業進度が遅かったことかな。

このとき、一緒だった教育実習生と過ごす日々もまた楽しかった。お互いに不安を抱えながら、控え室で模擬授業を行い、互いに講評する。夜はマックにいって愚痴を言い合う。

2週間が終わったあとには、“教師以外にはならない”と決心していた。それほど充実して楽しい日々を送った教育実習だった。そして現在に至り、毎日楽しい生活を送っている。

 

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