足りない一本の棒

試験前に生徒から数学を教えてほしいといわれることが結構多い。先生によっては、「それって授業聞いていないってことなんだから、どうなのかね?」と言う先生もいるが、数学の場合はなかなかに難しいので、授業1回ですんなりと理解できるわけがないと思い、まぁ、気にせず教えている。

しかし、ここ最近は非常に忙しく、高2の担任なのに受験指導が3人いて、柔道部のできない生徒の面倒なども含めて多忙な毎日を送っている。

つい先日、まったく名前の分からない生徒から、

「先生数学教えるの上手だと聞いたんですけど、教えてもらっていいですか?」

と言われたので、つい本音で

「誰かの紹介状ある?」

と言ってしまった。。。

そのあと、担任のHみ先生が頭を下げてきたので、教えてあげることにした。

自分でもなんでこんなに忙しくしているんだろうなと思うこともある。特に今週は中間テストやら修楽旅行やら行事が立て続き、このブログの更新も1週間先まで予約発信をしている状態だ。(このコラムは出発前日の19日金曜日に打っている。)

まぁ、忙しいんだけど誰かの役に立てているという充実感はなかなか手放せないものだ。

たぶん、仕事や勉強を辛いと思う人って何のために頑張っているのか理解できていないからなんだろうな。。。

そう考えると長田は幸せなんだな~と思う。

辛いのは幸せになる途中

という言葉があるが、足りない一本の「ぼう」は

辛抱であり、希望であり、人望なんだろうなって思う。

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