最小公倍数

(妄想です。実際に言われているわけではありません。)

たぶん、長田は職場の同僚に嫌われている。それは協調性がないからだ。

 朝も8時になったら、教室に上がる。放課後も毎日のように補習をいれている。ほとんどの時間を生徒と過ごしている。夜も卒業生などに数学を教えている。

 クラスでも学級通信ブログをやっている。生徒にも(今年は)年間で30回ほど作文を書かせている。面談も1人最低30分~1時間行なう。今回は40分だ。(普通はうちの学校だと15分~20分)

教室にも赤本をそろえたのは長田が最初だし、いろいろな備品も置くようにする。なによりも文化祭での投資は物議を醸す。(禁止になってからほとんど出していませんけど。)

正直に言えば「和を乱す」というか「差をつける」が正しいと思っている。他の先生にだって、長田にはない、良さを出してやっている。別に長田はそれを「やめてほしい」とも思わないし、皆が皆それぞれのらしさを出していけば多くの人が幸せになると確信している。

今でもSNSを通じてたくさんの卒業生および卒業生の保護者とも繋がっているが、そういうのも「差をつける」というよりは何事も「まずはやってみる」の精神があるからだ。皆に合わせるのもいいが、それってつまらないよね。

というか、そういうケースになると「誰に合わせるの?」という基準が必要になるが、できるなら、だれでもできるという基準にはしてほしくない。

以前、色々な人に言ったのだが、みんなが、2、3、5、7とか素数のような集まりだったときに、最大公約数にすると1になってしまうけど、最小公倍数で2×3×5×7=210になったら、皆の良さを活かしていけば、いろんなことが実現できると思うんだ。

って数学の先生らしさ発揮する発言をしているから引かれるのかな?

いや惹かれていると前向きに捉えておこう。笑

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