自分でこんなことを書くのも恥ずかしいのですが・・・。
前回の5の日のコラムで、3週間ほどウイルス性結膜炎で自宅療養したと書いた。自分としては、行きたくて行きたくて仕方がなかった。やっと医者の許可を得て、登校した日、いつもと変わらない風景が待っていた。
うん、長田が3週間いない間、普通に学校も3週間動いていたようだ。
あっ、世界は長田を中心に動いていないんだ!
と知った瞬間だった。苦笑
恥ずかしながら、正直に言うけど、「長田先生がいなくて、こんなに困っていたんですよ。」とか、いない間に、長田の存在がもっとクローズアップされていると思っていたんだ。苦笑。なにしろ、毎日当たり前のように学校にいる人間だからね。
それが、同僚も生徒も「あっ、久し振り!元気?」ぐらいだった。悲しいかな。
まぁ、それから、気が楽になったのも事実。
頑張らなくも大丈夫なんだな!
って。
掛け替えの無い人として責任を感じて頑張るのも大事だけど、
誰かが補ってくれる
んだから、周囲に仕事を振り分けて感謝するのもありなんだなって。
だから、長田は今でも一所懸命頑張っているけど
一人で背負い込むことはしていない。
うん、なるようにしか、ならないと、結構流している。
棋士の羽生善治さんの「直感力」本に載っていた言葉なんだけど、
「よく、転機という言葉が使われるが、たしかに自分が予想しなかった何らかの出来事で状況が変わることはある。しかし、転機は自発的な行動の中から生まれてくるもので、その小さなきっかけを意識的にたくさん作っておけば、訪れる転機の回数も増えるのだと思う。それを活かせるかはまた別の話ではあるのだが、切り替えを早くしたり、行き詰った状況を打開するには転機のきっかけをつくるのが重要だと考えている。」
「転機とは「天気」のようなもので、いつ、どのように変わるかは分からない。晴れたら海で泳ぎ、雪が降ったらスキーをするぐらいの感覚でちょうどいいのかもしれない。」
チャンスは当然のこととして、ピンチも楽しめるようになろうって思えた。
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