最近自分のクラスの生徒(高校2年)に
国立大学合格の奇跡は見たことがない!
(私立なら1年間で急激に伸びて大逆転した生徒は沢山見ているけど、やっぱり5教科7科目は大変だよ。という意味。)と言っているんだけど、
見たことあったわ。しかも柔道部員で・・・。
「しょうた」はの特Ⅰのクラスに在籍していて
数学はできるんだけど、他はもうひどくて
特に国語と社会は全く無理で。。。いや英語も。。。
国立は絶対にに受からないような生徒だった。
私立だとずっと思っていたんだけど、
保護者の方針で国立だった。
ありがたかったのは地方でもOK
というか、
地方で独り暮らししなさい
と自立を促してくれていたこと。
まぁ、本人も地方はOKだけど、
北海道やや九州は東京にもどってくるのも大変なので
信州大学に定めた。
最初は当たり前のE判定。
たぶん5教科6科目で偏差値40くらい。
文系科目は30台だったからね。
だけど、部活引退後の6月から
東進でがんばって、2学期からは
週3回くらい学校で長田に質問しまくって
それでも5教科では偏差値45くらいで・・・
ただ、英語が夏休み明けから
「急にできるようになりました」
といって、50の大台に到達するようになって。
まぁ、いちかばちか、だなと思っていたんだけど
12月に、センター利用の公募で信州大を受けられることを知った。
誰が気付いたのか。急遽受ける事に。
たしか普通に一般受験だと65%がボーダーなんだけど、
公募の専願だと、60%でボーダーだったんだよね。
本人も、長田も
「死ぬ気でやるしかない」と
気合入れて(まぁ、長田は励ますだけなんですけど・・・)
結局本番で63%獲得して(一般ならD判定です)
(当然ですけど、前期も後期も出願。推薦とあわせて3回チャレンジです。)
推薦での合格が手の届くところにきて・・・
合格発表の日、阿部は東進で自習していたらしいんだけど、
昼休み、長田のスマホに
「合格しました!」
との連絡が!
あのときは、担任の先生も他の阿部を知っている先生全員が
「奇跡だ!」
と言ってくれた。
長田と阿部本人は「頑張ってきて良かった!」
という感じで、努力の成果、
いや、面接戻ってきた時点で9割がた合格を確信できた、
そう、予定通りの大逆転劇だった。
ちなみに、長田が合格できるかもと思い始めたのは
12月に入ってからなんだけどね。。。
ただ、そこからはとんとん拍子で。
センターも模試では1回たりとも55%を超えたこと無かったのに
本番では63%だからね。いや、最後の執念を見せたよ。
ちなみに、しょうたは、柔道も強かったです。
都大会でもベスト8に入賞するなど結果を残してくれました。
8を決める試合で全国大会常連のN体E原の生徒との試合も
執念でポイントを奪ったからね。
たぶん奇跡を起こすには執念が必要なんだろうね。
何としても「やってやる!」という執念が。
卒業後、本人にも保護者にも言ったけど、
「しょうた」がさぁ、週3回ほど、
長田のことを職員室近くの廊下で待ち受けているんだよ。
正直、会議終わってほっとしながら職員室に戻るときに
「しょうた」を発見することほど嫌なことは無かった。苦笑
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