4月のクラス懇談会。通称、役員決めの日。
教員にとって、胃がとても痛くなる日である。
(WのK室先生いわく。Wは保護者間で決めてくれるそうだ。うらやましい・・・)
保護者の皆様も忙しい日々を送っていらっしゃるので、無理にお願いはできないけど、こちらも上から「決めろ!」と言われているので、お互いに我慢比べをする日でもある。
昨年度は3分で終了した。高1で担任したクラスの方が引き受けてくれた。また中学からの内進の保護者も引き続き役員をしてくれた。本当に有り難かった。
今年は前日に決定した。
前日に決定した理由。。。
昨年度役員を引き受けていただいた皆様全員が今年も引き受けてくださることになった。
うん、今年の長田が担任しているクラスは国公立理系クラスで全員そのまま持ち上がった。担任もなんとか進級できた。
だから、前日に決定できた。
といっても、「昨年やったから今年はやりません」と発言することもできたし、それを言われたら、長田も無理に引き止めることはできない。そういった意味で、2年連続役員を引き受けてくださったことには感謝しかない。
感謝の気持ち?とはちょっと違うが、負担は分担ということで、そこからもうちょっと声を書けて、昨年度より人数を増やしてみた。
クラス役員の定数5名のところ、合計で14名の保護者の方に役員を引き受けていただいた。
定数の3倍である。
有り難いことだ。
うちのクラスは45名である。
生徒数の3分の1である。
有り難いことだ。
この恩は進路指導で返す。
懇親会の最初に
「今回は既に役員が決まっていますので、今から発表させていただきます。」
と言ったら、拍手をいただけた。嬉しいことではある。たぶん、ほとんどの保護者はこの言葉で安堵して、長田の色々な説明がよく理解できたのではなかろうか。
是非、これを読んでいる、子どものいる卒業生は、駒込の教育理念である。
一隅を照らす
そして、最澄上人のお言葉である
己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり
という忘己利他の精神で、役員を引き受けて、担任の先生を喜ばせてほしい。
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