今年は高3の担任で受験生を指導している。
今は一般入試のために数学を教えながら
推薦入試のために志望理由書の書き方を指導している。
「良い大学に入りたい」とか「金持ちになりたい」
とかの本音は置いていて、
自分の理想として
「社会にどのように貢献するのか」
「貴学で何を学ぶのか」
ということを考えさせる。
そのときに自分の経験談を語るのだが、
長田が教えるのが好きで教師をしているが、
教師になろうと決めたときは
「教師は生徒と同じだけ休めるよな」
とか
「学校って残業無さそうだよな」
とか思っていた。
(この時点で生徒はクスクスと笑う。)
だけどさぁ、
今教師になってみて
「休まないんだよ」
「毎日遅くまで仕事しているんだよ」
なんだよね~。
(ここで、生徒は声に出して笑う)
よく保護者や同僚から
「よくそんなに働けますね」
と言われるが、
「遊んでいるだけですよ」
「子どもが遊んでいるときに「そんなに遊びすぎると疲れちゃうわよ」って言います?」
と返す。
まぁ、半分本当だけど、半分は冗談。
結局、こうやって、人のために働けることが
生きている喜びなんだよ。
人の役に立てるって素晴らしいことなんだよ。
そういうことを志望理由書に書きながら、
「それを叶える貴学で学びたいんです。」
って熱意を伝えるんだよ。
と生徒に言う。
人のために役立つこと。
これって素晴らしいことだと
今、教員をしながら日々実感している。
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