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- 出版社/メーカー: 英和出版社
- 発売日: 2019/06/24
- メディア: ムック
負けたくないという気持ち、 反骨心ですね。
(上原浩治:読売ジャイアンツほか)
21年間にも及ぶ現役生活を終えた上原浩治は、自身の引退会見で、「これまでの原動力は?」という問いに、涙を浮かべてこう答えた。
思えば、上原の野球人生を振り返ると、どのシーンにもこの言葉があてはまるように思える。 高校時代はエースどころか、登板機会さえほとんどない外野手兼控え投手。大学受験にも失敗し、1年間の浪人生活を強いられた。
同級生の選手たちが華々しい活躍を見せる中で、上原はただひたすらに「負けたくない」という思いで己を磨き続けた。そうした思いが上原の代名詞である「雑草魂」という言葉に結びついた。
プロ野球選手に限らず、「負けたくない」という思いは実力以上の力を発揮する原動力になる。苦しいときにこそ歯を食いしばり、己を鍛えることも未来へのステップになる。 勝負の世界で必要な要素だ。
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