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- 出版社/メーカー: 英和出版社
- 発売日: 2019/06/24
- メディア: ムック
あの涙を見て、
やれると思うたんです。
選手が一番伸びるのは
悔しさを味わったとき、
これは間違いない。
(高嶋仁:智弁和歌山高校名誉監督)
甲子園通算68勝を挙げた最多勝監督・高嶋仁。智弁学園を辞めて智弁和歌山に赴任した初日。グラウンドで野球部員を待っていたが、やってきたのは1年生2人。「鬼監督」との評判を恐れた部員が逃げてしまった。
その後、練習試合で30点以上を取られたが、このとき高嶋は手応えを感じたという。
同じ高校生相手のボロ負けだったが、それは高嶋が望んだものだった。
試合終了後、選手たちは涙していた。その涙を見た高嶋は「チームとしてこれ以上ないくらいに(悔しさを)味わった」と述懐する。
悔しさとは成長の裏返しであり、その先に成功が待っている。悔しさが大きいほど喜びも深くなるだろう。
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