思い切っていけば
必ずいい結果が
出ると信じて
(大田泰示:北海道日本ハムファイターズ)
巨人時代は4番を任されたこともある大田泰示だが、在籍8年間でわずか9本塁打。ベンチを温める日々も多かった。しかし、日本ハム移籍後はレギュラーに定着、2年間で29本塁打。持ち前のパワーを活かして本来の力が発揮できるようになった。
そんな大田は巨人時代のバッティングを「率を残すために、ジャストミートを意識して、コンパクトに行くしかないなと思っていた。それ小さくなって逆にミートできなかった。」と振り返る。自分の打撃=フルスイングを見失っていたのだ。
そして、「野球を怖がっていた」とも振り返る。期待が大きい選手ほど、結果を残せないと「ため息」が生じる。ファンのため息、そして自分のため息だ。いつしか笑顔は少なくなり、ネガティブ思考に支配されながら、もがき続ける。
「新天地」に飛び込むと違うものが見えてきて、その影響で思考も変わり、本来の自分を取り戻せることがある。自分に合った環境へ飛び込むのも、ときに必要なことだ。
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