最後まで足掻く

やっぱり奇跡を起こす方法って

最後まで足掻くことだと思うんだよね。

 

今回の薬学部も

最後まで足掻いてみた。

 

生徒にも

「もう、普通に考えて合格は無理だから奇跡を起こすぞ!

奇跡を起こすために足掻くぞ」

と言い続けた。

 

そのために、ラスト1週間、

英語は単語と熟語の暗記しかさせなかった。

 

入試は長文1題だけなんだけど、

結局、単語熟語が分からないから構文とか

SVOCとか知っていても意味ないんだよね。

 

おかげで、空所補充ができたようで、

英語はなんとか半分くらいとれた。

 

 

また、足掻くといっても解けるまで頑張るのではなく

諦めることも大事で、その生徒が

「数学で9割とって、英語と化学の不足分を補います」

と言ったんだけど、普通に止めた。

 

「そうやって、自分に縛りをつけると、全部解かなくちゃいけなくなって

1つに詰まると、全部解けなくなるからやめておけ。」

とアドバイスした。

 

そうしたら、試験後

「数列の問題で1つ、計算が面倒だなって思うのがあったので、

それは飛ばしたんですけど、その代わり最後まで解けました。」

と言っていた。これで数学をどうやら9割とったようで

英語と化学の不足分をカバーして合格を決めた。

 

 

足掻くというけど、ガムシャラにするのではなく、

最善を尽くす、ということ。

 

決して奇跡が起こることを待っていてはいけない。

 

 

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