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「あきらめ」をつけて、
明るく生きる
過去の自分にとらわれて生きるのは「今の自分」を生きていないことにほかなりません。
ただ、人間はよくできたもので、いま目の前の出来事に集中しなくても、脳の長期記憶(非陳述記憶)や、長年の習慣などによって、ある程度は問題なく生きていけます。一例をあげるなら、いちど乗り方を覚えれば、とくになにも考えなくても自転車に乗ることができるのは、この長期記憶のおかげです。
毎分毎秒、いつ敵に襲われるかもしれないと心配して過ごす必要のない現代人は、極端な言い方をすれば、もはや頭の中は過去と未来だけで生きているのかもしれません。
でも、そんな態度では、心の底から満足できる、幸せな人生は手に入れられないでしょう。大切なのは、いまを全力で生き、この瞬間に微笑んで、いま幸せになること。
過去を後悔するくらいなら、過去に「あきらめ」をつけて生きたほうがいい。何事も自分なりに全力で取り組む生き方にシフトしましょう。全力で取り組めば、なにかしらの経験は必ず自分の中に残ります。
そして、後悔ではなく「あきらめ」がついていく。
「精一杯やったんだから仕方ない。いろいろ学べたし、いい経験になった。次はあれに挑戦しよう!」
そんな前向きな「あきらめ」をつけて、明るく生きたいものです。
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