田中角栄新名語録。14

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新 田中角栄名語録

新 田中角栄名語録

  • 作者: 小林吉弥
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2020/10/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

結局、努力、勉強だ。

こういったものが、「運」をとらえる

きっかけになる。

 

この言葉に続いて、しかし、田中角栄は次のような「運命論」も口にしている。

 

「私も初めは政治家になるとは思っていなかった。日曜日に魚釣りに行って、ああ川の流れがきれいだし、景色もまたいい。それでついに住まいをそこに備えてしまったために、魚屋になってしまった。そんな感じで、政治家になってしまったとも言える。議員というものは、努力、勉強すれば、大臣、幹事長まではなれる。しかし、総理総裁となるとそういうわけにはいかない。それは『運』による」

 

「まあ、人の一生はやはり運かもしれない。結局、努力、勉強だ。こういったものが、運を捉えるキッカケになる。そのうえで、運を変えて見せるという気概も不可欠だ。私は『腐った橋を渡っても橋は自分が渡った後に落ちる』と信じてきた部分がある」

 

「強運」「ツキ」というものは、努力、勉強の積み重ねの中で、ある程度手繰り寄せられるものとも言っているようである。

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