アスリートの言霊。9

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アスリートの言霊。 ー厳しい時代を生き抜くためにー

アスリートの言霊。 ー厳しい時代を生き抜くためにー

  • 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
  • 発売日: 2020/10/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

古賀先輩にも金を取ってもらいたいです。

絶対とってくれると思っています。

吉田秀彦(柔道)

当時、バルセロナ五輪日本男子柔道選手最年少だった吉田秀彦は、五輪前年に行われた1991年の世界柔道選手権大会78kg以下級で3位になっていた。しかし、世間一般からは、ともにその世界選手権で優勝した71kg以下級の古賀稔彦、無差別級の小川直也らに注目が集まっていた。

 

そんな中、吉田の名が一気に知られることになる。バルセロナ入りした五輪直前の練習で、吉田と古賀が乱取り練習をした際に、古賀が左膝靭帯損傷の大怪我をしてしまったからだ。吉田は大きな責任を感じてしまう。10日後の本番。吉田は1回戦でファンダル(スーダン)を内股で、2回戦はサイカリ(レバノン)を大外刈りで、3回戦はガルシア(アルゼンチン)を崩上四方固で、4回戦はシウベ(ルーマニア)を内股で、準決勝はラーツ(ベルギー)を内股で、決勝はモリス(アメリカ)を内股で下し、金メダルを獲得した。

 

試合後に怪我を負いながらも翌日出場する古賀の金メダルを心から願い、名言が飛び出した。

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