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- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2020/10/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
仲間と取る金メダルは、
うれしいを超えちゃっている。
内村航平(体操)
内村航平は日本体育大学2年だった2008年に、初めてのオリンピックとなる北京五輪に出場。団体での銀メダル獲得に貢献し、個人総合でも銀メダルを手にした。10代の日本人体操選手でが個人総合でメダルを獲得したのは、初めてのことだった。続く12年のロンドン五輪では、個人総合で念願の金メダルを獲得。国民的ヒーローとなった。しかし、団体ではまたしても銀メダルにおわってしまう。
それから4年後の16年、自身3度目のオリンピックとなるリオデジャネイロ五輪に出場。8月8日に行われた団体において全6種目で演技を行い、着実にポイントを重ねていった。そして悲願の金メダルを獲得。加藤凌平、白井健三、田中佑典、山室光史とともに、リオ五輪アリーナのセンターポールに日の丸を掲げた。
「個人で取った(ロンドン)五輪の金とは全然違う。めちゃめちゃ重たい。仲間と取る金メダルは、うれしいをこえちゃっている」と喜んで語った。
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