弱いメンタルに劇的に効くアスリートの言葉。1

食で身体に栄養を!

読書で心に栄養を!

今月はこちら。

弱いメンタルに劇的に効く アスリートの言葉――スポーツメンタルコーチが教える“逆境”の乗り越え方

弱いメンタルに劇的に効く アスリートの言葉――スポーツメンタルコーチが教える“逆境”の乗り越え方

  • 作者: 鈴木颯人
  • 出版社/メーカー: フォレスト出版
  • 発売日: 2019/03/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


先のことは心配せずに、ひとつひとつレースを戦っていこう。

最終的に勝てれば言うことないし、

負けたとしてもこの世の終わりが来るわけじゃない。

(セバスチャン・ベッテル)

 

F1において史上最年少ワールドチャンピオンをはじめ、数々の最年少記録を樹立したセバスチャン・ベッテルさんの言葉です。

 

「勝ち・負け」よりもレースをどう戦うかに主眼が置かれています。「絶対に勝つ」のではなく、そんなことは考えずに、1つ1つのレースを見ているのです。

 

私が実際に会ってきた多くのアスリートの中にも、結果に対して強いこだわりを持つ方が多くいます。たくさんの努力と時間を費やし、時に人生をかけながら協議を追究すれば、「勝ち・負け」にこだわりが出てくるのは当然です。

 

しかし、成果を出してきた選手は、なぜか「結果」よりも「成長」に目を向けていることが多いのです。

きっとどう成長するか次第で結果が変わると信じているからです。

だからこそ、「結果を求めるのではなく、結果を出すためにどうしたらいいのか?」を考えているのです。目の前の1つ1つを大切にしていくことで、むしろ勝敗へのこだわりが薄れていくのかもしれません。

 

コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。