私が本屋大賞ノミネート作品を全部読む理由。
最初は「折角だから全部読んでみようか!」というチャレンジ精神だった。
今は、自分の教養のために読んでいる。
皆がTVドラマや映画で感動するように、
人には他人の人生に共感する能力がある。
だから、別に小説を読まなくても
他のメディアでそういう体験をすることができる。
それでも長田が本屋大賞を読むのは、
自分にない感情を手に入れるため。
当たり前だけど、皆自分が共感しやすいものを手にする。
本屋大賞は書店員が「これを売りたい」という本を勧めている。
よって、長田には決して共感できないものも多数ある。
だけど、そこで「長田には理解できないがこれに共感する人がいるんだ」
ということをインプットして、生徒指導に活かす。
これが結構役に立つ。
とくに女性作家の作品で。
ということで、自分に足りない感情を手に入れるために
本屋大賞ノミネート作品を毎年冬の恒例行事として読んでいる。
皆さんもいかがですか?
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