渋沢栄一100の言葉。７

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都会の繁栄は一面、

すぐに地方が衰微する

問題ではないだろうか。

 

現代日本でも中央と地方の経済や人口の格差を受け、「地方創成」が課題の1つとなっている。これは日本が近代化を進めた明治・大正以来、常に問題となっており、渋沢栄一もまた都会の発展と地方の衰微について語っていた。

 

これは単に地方だけの問題でなく、都会では人口の増大に伴って就職難により浮浪者が増え、飢えや衛生の面から問題視されるようになっていた。地方ではその地方の特色を活かして、都会にはない事業を興すことが大事だと、渋沢は具体案を提唱している。