渋沢栄一100の言葉。１４

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人格がどうであるかは

人間にとって最も大切なことである。

 

渋沢栄一は実業家の能力の中でも、人格を重視した。仕事の仕方や段取りというものは、技術の問題でもある。一定の時間をかければ誰でも身に着けることができる。

 

だが、こと人格においては、その人の個性や年齢によってもさまざまなに変わっていく性質のものであるため、ひと口に人格の修養といっても簡単ではない。人は物事に対処するにあたって、喜怒哀楽愛悪欲の七情が動くとされる。この七情のバランスを保ち、常に努力を怠らないことこそ重要だと、渋沢は述べている。