人見知り

たぶん都立大に合格を決めたあとだっと記憶しているが、「ことね」が

「私、人見知りなんですよね・・・」と発言した。

 

すかさず

「嘘つけ!今年度、長田に1番最初に話しかけてきた生徒はお前だぞ!」

と返したら

「おかしいな~」

と笑っていた。

 

昨年度、高3学年主任を務めたが、その前の年も高3所属だったため

知っている生徒は柔道部の「こうき」と「りょう」、かずのぶの妹の「まいみ」

あとは文系国立クラスで数Bを教えていた生徒20名くらい。

 

しかも、昨年度は新型コロナのため5月まで休校。

 

そんな、休校明けの6月初旬に1番目に長田に質問してきたのが「ことね」だった。

学年通信で都立大に進学した「ありさ」のコラムを載せていたことで、

都立大について質問してきた。

 

といっても学科も異なるし、入試形態も異なるので

とりあえず、知っていることを全て伝えたが、

それが、役に立ったかどうかはよく分からない。

 

その後もちょくちょくとゼミナール入試の状況

(週に1回スクーリングがあった)を話に来たので

長田なりのアドバイスをした。

 

教授と仲良くなるコツとか、

入試ではどういうところを見られているとかね。

 

 

そして、8月の末くらいだったか。

志望理由書などをチェックしてほしいと頼まれた。

そして断った。

 

昨日のコラムにも書いたが、

主に生物のことを中心に書かなければいけないが、

長田には生物のことがよく分からない。

 

かつ、他にもたくさんの先生に指導を受けていたのを知っていたので、

別に長田ではなくても大丈夫だろうと思っていた。

 

たぶん、他の学科だったり、入試形態が小論文メインだったら

きちんと面倒を見ていたと思うんだ。

まぁ、断った1番の理由は長田に自信がなかったんだと思う。

 

 

それでも、何度も何度も頼んでくるので、

根負けして志望理由書などのアドバイスを行った。

 

 

ゼミナール試験の試験が終わったあと、「ことね」から

「先生、落ちた時のことを考えて公募推薦の志望理由書を作りましょう。」

と言われたので、ずっと色々な理由をつけて断った。

 

いや、合格していると確信していたからね。

なんと言えばいいのだろうか。

教授ウケがいい?好奇心旺盛?

人見知りと言いながら、何度も長田のところに押しかけ

長田に何度断られても、「長田先生、相談があります」と笑顔で寄ってくるところ、

ゼミナール入試のスクーリングの話を聞いている限り、

落ちそうな感じが全くしなかったんだよね。

 

合格発表日は祝日だった思う。

長田は学校で生徒に数学の指導か受験指導していたところに

突然連絡もせず現れて

「長田先生、都立大に合格しました。」と言ったので

「いや、受かると思っていたよ。

だから公募の志望理由書のアドバイスをずっと断ったんだから」

と答えた。

 

はい、長田のお陰ではないです。

時間的な話をすればかなり面倒を見たけど、

まぁ、色々な先生を頼って自分なりに頑張っていたよ。

 

 

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