今回は長田も返答してみます。苦笑
出口治明の人生問答集: あなたの「問題」「悩み」がすっと消えていく! (知的生きかた文庫 て 6-1)
- 作者: 出口 治明
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2021/03/17
- メディア: 文庫
相談12 休日も、仕事のことが頭から離れない
仕事が楽しめればこのうえないと思いますが、やりたくないことのためにプレッシャーを受け、ストレスを感じてしまうことがあります。
休日に息抜きとして運動したり、映画を見たりしていますが、どうしても仕事のことを考えて、ストレスを感じ、心から楽しむことができません。
出口さんはそういったことに関して、どのように対応していますか?
また、どのようにストレスを発散していますか?
出口のアドバイス 会社を出たら仕事のことは忘れましょう!
1年は8760時間あります。日本の正社員の平均労働時間は、2000時間前後ですから、ライフとワークのバランスはせいぜいは7:3くらいになります。
そうであれば、人間にとっては時間の7割を占めている「食べて、寝て、遊んで、子育てをする」時間の方が、圧倒的に大事だと思います。その7割を占める時間を、パートナーや、仲の良い友人と過ごすことが人生の基本であり、最も大切なことです。
3割の仕事は、その楽しい人生を過ごすための手段の1つだと考えればそれでいいし、たかだか3割前後でしかないワークのためにストレスを感じるのは、ばかばかしいではありませんか。
僕はそう考えていますが、もちろんライフワークバランスは、7:3でも、6:4でも、5:5でもあなたが自由に決めればいいと思います。自分で決めたバランスを信じて、仕事は仕事と割り切ればいい。
長い人生の中では、仕事が変わる可能性もありますから、自分の人生(ライフ)は仕事と切り離して、プレッシャーやストレスをあまり意識しないことです。
人間はいったん意識し始めると、つねに意識せずにはいられなくなります。
ひとつアドバイスをすると、職場を出たら「はい、じゃあまた次に職場に来るまで」というように職場で起こったことは全部忘れるように努めてみましょう。そううまく割り切れば、意外と人間は意識の切り替えができる存在だと思います。
昔の僕の上司は、終業ベルが鳴ると、「みんな顔をきちんと洗ってきなさい」とよく話していました。顔を洗うことで「仕事のことは全部忘れて、楽しく勉強したり、飲みに行ったりしよう」と教えてくれたのですが、それはもういまから50年前以上のことです。その頃にも、そうした立派な上司がいたのです。
だから、あなたも職場を出る前に洗面所で顔をきれいに洗って外に出れば、きっと気持ちの切り替えが簡単にできると思います。
長田の返答
「それって幸せなことじゃないの?」と思うのは長田だけでしょうか?苦笑
幸せな時間がたくさんあって幸せだな~。羨ましい。笑
長田の返答。2
今、生活の優先順位の1番が仕事だと思うので、それよりも上になるものを作ればいいと思います。
長田の場合はお酒と美味しい食べ物です。疲れた時や辛いことがあってもは美味しい食べ物は長田を一瞬で笑顔にしてくれます。
最初の返答に書いたことになりますが、長田は仕事が楽しいので休日も仕事が頭から離れないのってかなり幸せなことです。もしもあなたが実はそれが幸せだと感じているならば何の問題もありません。
休日には気分転換になることをするのではなく、自分が幸せになれること、笑顔で過ごせることをしましょう。
もし、そういうものがないのなら、思い切って長期休暇を取って旅に出ましょう。どうせなら海外がいいですね。もう確実に仕事から離れないといけない場所にいきましょう。そこで新しい景色、新しい出会いで自分の器を拡げてください。
1回頭からすべてを切り離してみてください。そうすると自分の現在を客観視できます。騙されたと思って是非!
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