今回は長田も返答してみます。苦笑
出口治明の人生問答集: あなたの「問題」「悩み」がすっと消えていく! (知的生きかた文庫 て 6-1)
- 作者: 出口 治明
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2021/03/17
- メディア: 文庫
相談15 「結果を出している」のに評価されない
人事の仕事をしています。前任者が、採用や社員フォローをうまくできなかったため、立て直しをするために入社しました。1年かけて人材紹介会社などとの信頼関係や、社員と話をする機会を設けるなど、信頼関係の構築をし、採用もうまく回り、退職率も減らすことができました。その点では会社から評価をしてもらているのですが、給与や賞与には反映できないと上司に言われました。なぜなら、バックオフィスだは利益を上げる部署ではないからと。
直接的に利益を上げる部署ではありませんが、会社の利益を上げるために各部署をバックアップしています。上司とも話をしましたが、何も回答がありません。
成果に対して評価はしているが、給与に反映できないー。どう納得したらよいのか分かりません。会社のことがとても好きですが、悔しく、悲しい気持ちです。
出口のアドバイス 上司に率直な気持ちをぶつけてみて
あなたは会社が好きで、しかも優れた業績を挙げておられるとのことです。
それにもかかわらず「給与や賞与には反映できない」と上司に言われたのですね。「バックオフィスは利益を上げる部署ではないから」というお話ですが、どんなバックオフィスであれ、昇給も賞与で考慮されないバックオフィスは、世の中にはありません。
「では、バックオフィスの人間の成果は、永遠に給与や賞与に反映されないのですか?それなら私に限らず誰も働く意欲がなくなってしまうのではないでしょうか。何をどう改善すれば、反映が可能となるのでしょうか?」ということをきっちり、上司に伝えて話をするべきだと思います。
クールに述べれば、ひょっとすると入社して仕事を始める前に、どういうことをやれば評価され、給与などに反映されるのか、上司と決めておかなかったせいもあるかもしれませんね。
長田の返答
わかるわー。
長田も全然上司から評価されていないと感じています。
ただね。長田自身が上司から評価されたいと思っていないのでそれも当然です。
他人からの評価は結果出すことで変えることができる。
とは元サッカー日本代表の岡崎慎司の言葉ですが、
ここでいう結果は上司が求めている結果なのか、自分が出したいと思っている結果なのかということなんでしょうね。個人的には生徒が分かってくれればいいかなって思いながら、毎日やり過ぎなくらい頑張っています。
たとえば、今年度は学級通信と進路通信を頑張って発行しているけど、上司からは全然評価されません。いや、声掛けさえ存在しません。まぁ、生徒と保護者のために書いているので気にしていないですけどね。(あっ、これを読んでいる長田関係者の方々、これは不満ではありませんからね。念のため。)
個人的には褒めてもらえているだけで羨ましいなぁって思います。
長田の返答。2
質問者のいうところの評価ってお金か出世なんでしょうね。それは会社を変えるしかないと思います。もしくは出口様のおっしゃる通り、最初にきちんと契約を結ぶ必要があると思います。
個人的に思うのはお金の評価は上がっていないですけど、能力の評価はきちんとされているので、今後も大事な仕事を任されるでしょうし、出世の可能性も高いと思います。なによりも会社の業績が下がった時にはリストラの対象から外れるのではないかと思います。
お金の評価はないけど、人脈としての繋がりはできたことを喜ぶか。きちんと評価が給与として反映される会社に転職することをお勧めします。
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