今回は長田も返答してみます。苦笑
出口治明の人生問答集: あなたの「問題」「悩み」がすっと消えていく! (知的生きかた文庫 て 6-1)
- 作者: 出口 治明
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2021/03/17
- メディア: 文庫
相談44 「同僚」との付き合い方を教えてください。
今年からSEとして働くことになりました。
最近、「新人の時に同期との絆を深めることが大事だ」とよく言われます。たしかに大事だろうとは思いますが、私は強制されるものではないと考えています。
出口さんはどのように同期の方々と付き合っていましたか?
出口のアドバイス 学校生活と全く同じです。
あなたは入社するときに「雇用契約」を結んだと思いますが、一般に雇用契約の内容は、これだけの仕事をして、これだけの成果を上げるので、その対価としてこれだけの給与をもらう、というものです。そうであれば、なによりも大事なことは、仕事に一所懸命取り組んで、成果を上げることだと思います。
同期がたくさん入社したのであれば、お互いに仲良くしておけば、仕事をする上で助け合ったり、情報交換ができたり、たくさんのメリットもあると思います。しかし、それは、あなたが言われるように、強制されるものではありません。
学校生活と同じです。クラスメイトの中にたくさん友人がいれば試験の時に助けてもらえるかもしれない。でも、たくさんいすぎると、毎日遊びに誘われて勉強ができないかもしれない。ですからそこはあなたが好きなように、学校生活と同じだと考えて、同期の人と付き合っていけばいいと思います。
僕は同期であろうが、上であろうが下であろうが、面白ければ飲みに行く。面白くなければ飲みに行かないという、それだけのルールで対処してきました。
折角貴重な時間を使うわけですから、面白くなかったら意味がないというのが僕の考え方です。
長田の返答。1
あんまり気にしたことないですね。
同期の強みって、同じ時期に同じ経験をしているから、同じ感情を共有している。
だから、相談したときに他の人より自分に合ったアドバイスをくれる。
また自分が気づいたことを教えやすい。
やっぱり先輩だと気を遣いますからね。
後輩は気を遣わないまでもどこまで言うべきか考えますからね。
強制される必要はないので、決断に迷ったときとかに
相談してみるといいんじゃないですかね。
長田の返答。2
たぶん「絆を深める」って勤務時間以外の付き合い方のことに思われているんでしょうけど、別にそんなことはなくて、日頃から勤務上でちょっとした相談などをするレベルでいいと思いますよ。わざわざ自分の時間まで割く必要はないと思います。
運は縁と恩の上にある
とは自分が作った言葉ですけど、絆を深めておくと、困ったときに助けてくれる人が増えます。逆に言えば、あなたが困っている同僚をサポートをしてあげる。これも絆を深めるです。
絆を深めるというのは言い換えれば接点を増やすことだと思います。飲みにケーションだけでなく、趣味などでもいいし、当然仕事のことでもいいと思います。個人的には愚痴を言い合うと絆が深まると考えています。
あんまり真剣に捉えずに絆を太くしていけばいいと思います。
コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。