今回は長田も返答してみます。苦笑
出口治明の人生問答集: あなたの「問題」「悩み」がすっと消えていく! (知的生きかた文庫 て 6-1)
- 作者: 出口 治明
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2021/03/17
- メディア: 文庫
相談64 「死」や「病気」は怖くてたまりません。
私は幼少期から死への恐怖が強く、夜寝るときに、“死ぬとどうなるのだろう”と思いながら泣いたりする子どもでした。
今年の初めに手術をし、その思いがますます強くなってしまいました。“死んだら永遠に無の世界なのだろうか”“自分の意識はどこへ行ってしまうのだろうか”など堂々巡りの状態です。身近な人や友人の死について考えることも怖いです。
出口さんは死や病気に対する恐怖はありますか?また、どのように捉えたらむやみに怖がらず、前向きに生きることができるでしょうか?
現在は考えても答えの出ないことは考えないように努め、自分の気分が前向きになること(子どもをぎゅっと抱きしめる、友人と会う、手紙を書くなど)をしようとしていますが、ふと不安になることも多々あります。
出口のアドバイス 事実を受け入れて、愛すること
人間は一生不安と付き合っていく動物だと思いますが、あなたは既に回答をみつけていらっしゃるような気がします。
かわいいお子さんを抱きしめる、友人と会う、手紙を書く、それで十分ではないでしょうか。不安がない人間なんて、世界中どこを探してもいないと思います。人間は動物ですから、必ず死や病気が訪れます。
お釈迦様以来、何人もの人が死や病気や老いなど生きる悩みについて考えてきましたが、結果的に分かったことは、その事実を受け入れるしかない、ということだけです。
ロマン・ロランが、次のような言葉を残しています。
「人間の勇気はただひとつである。世の中のあるがままの事実を受け入れて、それを愛することである」
それでも不安になるようであれば、あなたにはかわいいお子さんがいて、友人がいるわけですから、お子さんをもう一度抱きしめて、友人と会う、その生活を続けていかれるだけで、何の問題もないと思います。
子どもや友人に恵まれた人生ほど、豊かで楽しいものは、ほかにないのです。
長田の返答。1
長田の夢は学校葬です。
そうなったときはみんな集まって泣いてね。苦笑
まぁ、別に自殺願望とかはないですが、
他の人と比べれば死は怖くないかな。
あっ、痛いのは嫌です。
長田の返答。2
長田は他の人と比べて死が怖くないと書きましたが、
毎日後悔しないように生きています。
スティーブジョブズの名言として
「もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?」
これは結構意識しています。だから貯金しないのかもしれません。
ただどちらかというと一期一会のほうが強いかな。
縁ある人々との出会いを大切にしています。
別に悪気があるわけではありませんが、解答が出ないことを考えている暇はそんなにないと思うので、毎日を必死に生きていれば、そんなことを考えなくなるんじゃないかなって思います。
あぁ、私も昔はよく考えていました。
ただ教員になってから考える時間が無くなりました。
今回の質問を読んで懐かしく感じた次第です。
そうそう、死を考えることは決して後ろ向きではなく、逆に前向きです。だって先のことを考えているのですから。時間に余裕があるかぎり、どんどん考えていきましょう。
不安とは仲良く二人三脚で歩みましょう。
不安があるからこそ準備ができます。
不安があるからこそ周囲への感謝の気持ちが芽生えます。
不安って実はいい奴です。
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