選択肢を増やす

この夏は受験生の指導で

男女の経済格差の問題の本をたくさん読んだ。

 

その中で多く出てくるのがシングルマザーの貧困であり、

風俗でお金を稼ぐ話だった。

 

お金がないと生きていけない資本主義の世の中で仕方ないのかなと

思うこともあるが、「他に選択肢がなかったのかな?」と思うこともある。

 

今の日本ではお金がないと幸せは成り立たないと思ってはいるけど、

心の幸せはどうなるんだろうかなって。

 

やっぱり教育って人を自立させることだけど、

自立って情報を取捨選択できるようになることだと思うんだよね。

もっと言えば、自分で情報を獲得できるようにすること。

 

目の前に与えられた情報に飛びつくのではなく、

自分できちんと調べる。もしくは知り合いに確認する。

これは大事だと思う。

 

今度10月の職業を聴く会で卒業生の志茂田が来てくれるんだけど、

区会議員をやっている。

 

彼のFACEBOOKを見ていると、日本のお役所って住民を助けるために

補助金などを含めていろいろな制度を持っているんだけど、

みんなほとんど知らないんだよね~。

 

まぁ、長田が一番知らないんだけどね。

区役所なんて住民票をもらいに行く程度だからね。

 

これは卒業生のまさのりが言っていたのを

使わせてもらっているんだけど、

勉強は幸せになるためにするものだ。

 

ただ、知識を叩きこむだけでなく

それをどのように使うかを学ぶことも必要だと思うし、

 

自分の持っている知識を人に分け与えることも

縁ある人々を幸せにすることになるんだ。

 

たぶん勉強って選択肢を増やすためにしているんだろうね。

 

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みなさんの選択肢の1つになっていれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

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