教師として一所懸命に生徒に数学を教えているつもりだが、
なかなか生徒に伝わっていない場合が多い。
この伝わっていない事態を修正するために必要なことは
次の2つ。
1つは問題を解かせる。
問題を解かせてみれば本当に理解できているかどうかが分かる。
少しでも変なところがあれば、そこがきちんと理解できてないことになる。
分かると解けるは違う
とよくいうが、教えっぱなしには気を付けた方がいい。
ちゃんとできているかどうかを確認するところまでが教えるだ。
もう1つは会話だ。
長田は面倒見が良いと言われるが、
それは時間をかけているから。
どこに時間をかけているかといえば対話だ。
言葉の細かいところまで受け止めて
何が分かっていないかを確認する。
だから、きちんと質問できる生徒はよく伸びる。
ただ、「わかりません」というよりも
自分の解答を見せながら
「どこが間違っているのか分かりません」が
とても有難い。
どちらも自分から口や手を動かすところがポイント。
まずは受け身の姿勢から能動の姿勢へ。
分かっているつもりを減らすには
主体的に動いて試行錯誤できるようになることが大切。
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