稲盛和夫80の言葉。２

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０２　「言われてやるだけの仕事」を

　　　「考えてやる仕事」に

 

今日よりは明日、

明日よりは明後日と、

少しでも進歩するように、

心掛けていかなければなりません。

 

与えられた仕事を好きになるためにはコツがあります。与えられた好きでもない仕事を、上司から言われるがまま、毎日、同じように繰り返していては、その仕事を好きになることはできません。「なんで自分は毎日、こんなことを繰り返しているのだろう」とますます仕事を嫌いになるかもしれません。

稲盛和夫によると、仕事を好きになるには少しずつの創意工夫を加えることが必要になります。例えば、今やっている仕事について、「もう少し早くできないかな？」「もうちょっと簡単な方法はないかな？」と考え、様々な工夫をします。一つひとつは小さな試みでも、続けるうちに「言われてやるだけの仕事」は「考えてやる仕事」になります。そこではやりがいが生まれ、仕事が好きになってくるのです。

「継続は力なり」と言いますが、継続といっても漠然と、漫然と続けるだけでは意味がありません。常に「何かもっと良い方法はないだろうか？」と考え、改善を続けることが、素晴らしい成果を生むというのが、稲盛の持論です。

仕事を好きになるためには、日々の創意工夫がとても大切なのです。