稲盛和夫80の言葉。7

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人を大切にし組織を伸ばす 稲盛和夫の言葉

人を大切にし組織を伸ばす 稲盛和夫の言葉

  • 出版社/メーカー: リベラル社
  • 発売日: 2021/07/26
  • メディア: Kindle版

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07 周りが認めてこそ

   「本当の努力」である

 

客観的に見て、誰にも負けない努力を

しているということが大事であって、

自分自身が努力をしていると

思うだけのことではないのです。

 

「自分はこんなに頑張っているのに、どうして周りは評価してくれないんだろう」と嘆いたことはないでしょうか?たしかに、あなた自身は「頑張っている」のでしょうか、実際は「100点の仕事をしたときに、自分では150点の評価をつけますが、他人の評価は7,80点くらいのもの」というのが、伊藤忠商事の元社長、丹羽宇一郎の見方です。

 

稲盛和夫が大切にしていることの1つは「誰にも負けない努力をする」です。稲盛が若い社員に「努力をしなさい」と言うと、返ってくるのは「しています」という返事です。しかし、それは自分の評価でしかありません。稲盛の言う「誰にも負けない努力」というのは「自分はやっています」という主観的なものではありません。周りの人たちが見て、「あの人は誰にも負けない努力をしているね」と言われて、初めて「誰にも負けない努力をしている」になるのです。

 

人は誰でも自分なりに頑張っているし、努力もしています。ところが、周りはそれを評価せず、成果も認めないということがしばしばです。そんなときに大切なのは、自分で自分を評価して満足することではなく、周りが「頑張っているなぁ」と認めるほどの努力をすることなのです。

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