相手に興味を持つ

この本のある部分を掲載します。

 

超一流の会話力 (きずな出版)

超一流の会話力 (きずな出版)

  • 作者: 渡部 建
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2022/11/29
  • メディア: Kindle版

「興味がない」という最大の障壁

前の章の後半では、上手く相手の話を聞けない人の傾向として、「つい自分の話をしてしまう」という悪いクセについてお話をしました。

もう1つ、相手の話をちゃんと聞けない大きな原因があります。

それは

「そもそも相手(の話)に興味がない」

という場合です。

たとえば、小学生時代に、朝礼の校長先生のお話をちゃんと聞いていた人は少ないのではないでしょうか。

話の内容が右の耳から入ってそのまま頭を素通りをして左の耳から出て行ってしまっていような感じです。

人との会話でもこのような状態になってしまう人がいます。

 

実はこちらのほうが深刻な問題です。

「相手(の話)に興味がない」のはそもそもコミュニケーションの根幹に深くかかわるからです。

コミュニケーションを円滑にし、有意義なものにするためにもっとも大切な源泉となるのは、

「相手に対する興味」

なのです。

極端な言い方をすれば、相手への興味がなければ、コミュニケーションは絶対に上手くいきません。

たとえば、相手に気持ちよく話をしてもらうには「質問」をすることが大事なテクニックの1つです。

でも、そもそも相手に興味がなければ、別に聞きたいこともないわけですから、質問が思い浮かぶはずもないのです。

 

もちろん、僕は全ての人の、全ての話題に対して、つねに興味を持て! なんて無茶は言うつもりはありません。

たとえば、プライベートであれば、そもそも興味のない人とは付き合わなければいいわけです。

興味のない話題は適当に聞き流したり、別の話題にさっさと切り替えてもいいでしょう。

 

僕だって正直、たとえば親しい友人との日常会話で、そこまで集中して「聞き役に徹しよう」「相手に気持ちよく話してもらおう」と考え続けているわけではありません。

でも仕事関係の相手など、良好な関係を築いておきたい相手であれば、

「まずは相手(の話)に興味を持つ」

ことがもっとも大切です。

だから私たちは、積極的に相手に興味を持つ努力をする必要があるのです。

 

あぁ、長田に会話力が足りない理由が分かった!!苦笑

縁ある人々を幸せにすると長田は良く言うが、

それって人の役に立つことによって自分の存在を確認できるところにあって、

他人のためにせっせとお世話するタイプではない。

むしろ頼まれるまで放っておく。

 

あぁ、他人に興味がないからだとこの本を読んで納得できた。

もし、長田のように会話力がない原因がこれだったら、

あんまり気にしなくていいんじゃない?

 

うん、長田は理解できたからあんまり気にしない。

もう、こういうのって人それぞれだよ。

その事実をきちんと受け止めればいいと思うよ。

 

もちろん改善したいと感じるならこの本を読んで

会話をテクニックとして学ぶべきだと思います。

 

はい、長田はテクニックとして

会話力に磨きをかけたいと思います。

いや、本当に。

 

 

 

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