壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方。12

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今回はクイズ形式になっています。

壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方

壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方

  • 作者: 西沢 泰生
  • 出版社/メーカー: アスコム
  • 発売日: 2013/09/05
  • メディア: Kindle版

トム・ソーヤーの作家のストレス解消法

『トム・ソーヤ―の冒険』で知られる作家、マーク・トウェインがまだ無名だったころのエピソードです。その頃の彼は、原稿をボつにされたり、手を入れられると、怒って出版社への「抗議の手紙」を書き、奥さんに「投函しとけ!」と命令していました。

新人のくせに生意気な作家から何度も抗議文が届けば、当然出版社とトラブルになりそうです。それなのに彼の場合、トラブルは全然なかったのだそうです。

 

問題

新人時代のマーク・トウェインが何度も抗議の手紙を書いたにも関わらず、出版社との間でトラブルが発生しなかった理由は何だったでしょうか?(ヒント:「彼の本が売れていたから」ですって? 違います。まだブレイクする前の話です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え

マーク・トウェインから手紙を受け取った奥さんが、投函しないで全部捨てていたから。

奥さん、やるぅ! ダンナの性格をよく分かっています。実は奥さんも最初のうちは手紙を出していたのだそうです。でも、途中からハタと気が付きました。「うちのダンナ、手紙を書くだけで、すでに怒りはおさまっているのでは…」

 

そうなのです。飲み屋で上司の悪口を言っているサラリーマンと一緒。「怒り」は吐き出してしまえば、それでもう半分くらいは消えているのです。

 

やがて、マーク・トウェインも自分の手紙を捨てられていたことを知りましたが、その後は、ただ単に怒りを文章にすることで、自分の気持ちを静めていたそうです。

 

「怒り」や「ストレス」はいくら貯めてもただの無駄。「怒り100ポイントで粗品と交換」なんてことはありません。そんなムダなもの、吐き出して、ポイするのが一番です。

 

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