志村けんの言葉。2

食で身体に栄養を

読書で心に栄養を

 

今月はこちら

2020年にも他の本で志村けんさんの言葉を掲載しているので

同じ言葉が出てくるかもしれませんが、お許しください。

この人は世間からもっと評価されてもいいと思います。

 

気に入ったら購入しようね。

プロフェッショナルを究める 志村けんの言葉 (桑原晃弥「偉人・名人・達人の言葉シリーズ」)

プロフェッショナルを究める 志村けんの言葉 (桑原晃弥「偉人・名人・達人の言葉シリーズ」)

  • 作者: 桑原晃弥
  • 出版社/メーカー: リベラル社
  • 発売日: 2023/04/19
  • メディア: 新書

03:責任は他人にではなく、自分にあると考えよう。

芸人は、よく「今日の客は悪いや」って言うけど、それを言っちゃあおしまいだ。

 

自分の考えが相手に伝わらないときや、苦労して作った製品が思うように売れないときに、「相手が悪い」「お客が悪い」と、他人のせいにしたことはないでしょうか。

志村けんは、ザ・ドリフターズの正式メンバーになる前の一時期、同じ付き人仲間と「マックボンボン」というお笑いコンビで活動していたことがあります。ザ・ドリフターズの地方巡業の前座や、小松みどり、森進一などの前座をやっていました。持ちネタは動いて笑わすもので、横に立つ相棒を手で叩く代わりに、かかと落としに近いような技で、足で顔を蹴る荒っぽい突っ込みもしていました。

やがて徐々に受けるようになり、小柳ルミ子や天地真理といった若手のショーにも出るようになりましたが、ある時三波春夫のショーの前座をやったところ、まったく受けませんでした。若い歌手と三波春夫とではお客の年齢層が違い、若いお客に受けるネタはまったく通用しなかったのです。そこで、ネタをガラッと変えたところ受けるようになりました。

この経験で志村は「何があっても客のせいにしちゃいけない」ということを学んだのです。責任は相手にではなく、いつも自分にあるのです。

コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。