今年は高1学年主任なので、
久しぶりに教員お勧めの読書感想文を生徒に夏休みの宿題として出してみた。
もちろん、私もいくつか読んだ。
その中にT石先生お勧めのこの本があった。
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/12/16
- メディア: Kindle版
折角なので、久しぶりに読んでみた。
以下は私が書いた感想文である。
<すべての悩みは対人関係>
10年前に一度読んだのだが、武石先生がお勧めに挙げていたので、再読することにした。たぶん、武石先生がこの本を掲載した理由は今の子供達が生き辛そうにしているからだと思う。そういう意味で、「全ての悩みは対人関係」だということに気づき、どのように改善するべきかのヒントを与えたいんだろうなって推測している。
個人的な意見だが、私やT石先生は周囲の先生と、適当な距離感がある。全く話をしないというわけではないが机で黙々と作業しているケースが多い。ついでに夜遅くまで残っていることも多い。悪く言えば「協調性が足りない」「無理して相手に合わせない」という感じだ。「そんなことしたら、周りからハブられたり、孤独を感じませんか?」と質問されそうだが、たぶん、いろいろな意味で突き抜けていて「T石先生ってそういう人だよね」「まぁ、長田先生だから」で片付けられていると思う、きっと。
若者にとっては厳しい命題だと思う。自己肯定感を高めるためには他者が必要であり、かといってそれ以外にもストレスをもらってしまう。だけど、個人的には最後のほうに書いてある「他者への貢献」が最適解なのだろう。だから、T石先生はあんなに生徒のために働けるのだろう。あっ、私もね。
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