渋沢栄一100の言葉。15

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渋沢栄一 100の言葉

渋沢栄一 100の言葉

  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2016/06/11
  • メディア: 単行本

 

たとえば日常の事でも、

考えようによってはすべてが

学問ではないだろうか。

 

人格の修養といった際、修行者のように座禅を組んだりする人もあるだろう。忙しなく活動する人にとっては時に静座し、沈思黙考するのも重要である。

 

だが、むしろ人格は日常の立ち振る舞いに付いて回るものだ。やはり、日々の生活のなかで、修養を心掛けることこそ大事である、と渋沢栄一は語る。これは学問についても同様である。何も四六時中、書に向かうだけが学問ではない。諸事に対し、自省しながら対処することも、立派に学問的な態度であると、渋沢は述べている。

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