リセットの習慣。14

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リセットの習慣 (日経ビジネス人文庫)

リセットの習慣 (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: 小林弘幸
  • 出版社/メーカー: 日経BP
  • 発売日: 2022/08/02
  • メディア: Kindle版

Reset32 上手に孤独になる

飲み会や食事会に関して「参加するもの」と「しないもの」をどのように分けているのか。そんな質問を受けることがあります。私の場合は基本的に「相手と話していることで発展的な進歩があるかどうか」を大切な軸としています。

やはり、それぞれの分野で活躍している人と話すと、そこに魅力を感じたり、話している中で様々な気づきを得られたりします。私はややドライなところがあるのか「何か得られるものがなければ、会食しても仕方がない」と考えています。

そんな言い方をしたところ「小林先生には、遊びに行く友達はいるんですか?」と聞かれたことがあるのですが、はっきり言ってその種の友達はいません。

もちろん、ゴルフに行ったり、古くから付き合いのある人と飲みに行ったりすることもありますが、定期的に遊ぶとか、何かを語り合う、いわゆる親友のような存在はいません。職場の人と飲みに行くことも、コロナ禍ではもちろんですが、それ以前からほとんどありません。

こんなふうにいうと「友だちがいないなんて……」と思う人もいるかもしれませんが、世の中には「親しい友人と呼べる人はひとりもいない」というタイプも決して珍しくありません。

それが自分の軸であれば、無理して友だちをつくったり、何かしらのコミュニティに参加したりする必要はないと私は思っています。

友人と楽しく過ごす。それももちろんいいことですが、一方で「上手に孤独になる」という発想も大切だと考えています。もし「私には友達がいない」と言っている人がいても、心配する必要はありません。それで楽しく、コンディションよく生きられているなら、「上手に孤独になれている」証拠です。

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